2019年度から、情報処理センターから提供しているウィルス対策ソフトウェアをSymantec Endpoint Protection(以下Symantec)からOS標準またはESET Endpoint Protection Standard(以下ESET)へ変更します。お使いのOSによっては2019年度中にウィルス対策ソフトウェアの入れ替え作業等を実施していただく必要があります。2019年度中に入れ替えを必ず実施してください。
2020年4月1日からSymantecは使用できません。そのまま利用し続けると、ウィルス定義が更新されない、ライセンス違反状態になる等の危険に晒されるため、4月1日以降にSymantecインストール端末に対してアクセス等を制限を実施します。
※ ESET はOSによって実際に導入するソフトウェア名が異なります。
新ウィルス対策ソフトウェアをダウンロードしたい場合は、こちらのページを確認してください。
変更スケジュール
- 2018年度 (2018年4月~2019年3月) Symantecのみ提供
Symantecのみ使用できます。
- 2019年度 (2019年4月~2020年3月) SymantecとESETを一緒に提供
Symantecを継続して利用可能です。
同時にESETの提供を開始します。(2019年6月より)
- 2020年度以降 (2020年4月~) ESETのみ提供
Symantecは使用できません。
2019年度一杯を移行期間とし、その間にOS毎の対応を行ってください。ESETのインストーラー提供を開始しました。Symantecのインストーラーの提供は終了しています。
Symantecインストール端末への対応
移行を促すために、Symantecがインストールされている端末に下記対応を行う予定です。
- 2020年3月2日以降 ログオン時に提供終了と移行のお願いについてメッセージを定期的に表示するようにします。(Windowsのみ)
- 2020年4月1日以降 学外サイトの閲覧を遮断する場合があります。その他、状況に応じて、制限を追加する場合があります。(すべて)
2020年3月31日までに破棄する端末についてはメッセージ表示の除外に設定します。情報処理センターまで、ご連絡ください。
4月1日以降はウィルス定義が更新できない、ライセンス違反状態になる、等の危険な状態になります。絶対に放置しないでください。
OS毎の対応方法概要(2020年3月31日までに必ず実施してください)
以下はOS毎の対応方法の概要になります。ESETのインストーラー提供開始時に、詳細な情報をお知らせします。
Windows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2
使用を終了してください。ESETは導入できません。いずれのOSもサポートが終了していますので、使用しないでください。
Windows 8.1、Windows Server 2012/2012 R2/2016
Symantecをアンインストールし、ESETをインストールしてください。
ただし、2020年3月31日までに廃棄予定の場合は、3月31日までSymantecを使用し続けても構いません。4月1日以降も使用することになった場合は、ESETへ必ず移行してください。
Windows 10
全てのウィルス対策ソフトウェアをアンインストールし、Windows Defenderを有効にしてください。既にWindows Defenderのみを有効にしている場合は対応は不要です。Windows 10向けにESETの提供はありません。ESETをインストールしないでください。
旧バージョンからWindows 10へアップデートする際は、ウィルス対策ソフトウェアをアンインストールしてから行ってください。そのまま実施すると、アップデートが失敗したり、アップデート後に不具合が発生するなど、多くのトラブルが報告されています。Windows 10にSymantecがインストールされてしまっている場合は、必ずアンインストールしてください。
Windows Server 2019
Windows Server 2019についてはWindows Defenderでの対応を検討してます。Windows Serve 2019の導入を検討している場合は、事前にご相談ください。
Mac
Symantecをアンインストールし、ESETをインストールしてください。ESETをインストールする前に、macOSを最新のバージョンへアップデートしてください。ESETは最新バージョン向けのみ提供になります。
最新へバージョンアップできない場合は、状況に応じて個別に古いバージョン向けのインストーラーを提供しますので、ご相談ください。
Linux
Symantecをアンインストールし、ESETをインストールしてください。提供対象のディストリビューションはUbuntu 16.04、RHEL 6/7、CentOS 6/7です。ディストリビューションによってはClamAVが提供されていますので、そちらを使用することも可能です。一定条件を満たすLinuxサーバーについてはウィルス対策ソフトが不要になる場合があります。詳細は情報処理センターにご相談ください。
その他
その他の環境については個別にご相談ください。
Q&A、トラブルシューティング集
- Symantec Endpoint Protectionのアンインストール方法がわからない。
- Windows:「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールしてください。
- Mac: Mac用の新ウィルス対策ソフトがおいてある共有フォルダにMac用のアンインストーラーがあります。アンインストーラーのツールを使用してアンイストールしてください。(パッケージインストーラーは「Symantec Unistaller」をインストールするだけです。アプリケショーンにある「Symantec Unistaller」を使用してください。
- Symantec Endpoint Protectionのアンイストール時にエラーになり、アンインストールできない。(Windows)
- 新ウィルス対策ソフト等がおいてある共有フォルダの「SEP Unistall Tool\Windows」の中に強制削除ツール(CleanWipe)があります。こちらをお使いください。
- 共有フォルダのアクセス方法はこちらをご確認ください。
- 上のツールでうまく行かない、または、Macの場合は、情報処理センターまでご連絡ください。
- 黄色い盾のマークがあるが、「アプリケーションの追加と削除」にSymantecがない。
- 何らかの理由で中途半端にSymantecが残っている状態になっています。新ウィルス対策ソフト等がおいてある共有フォルダの「SEP Unistall Tool\Windows」の中に強制削除ツール(CleanWipe)がありますので、こちらをお使いください。
- 参照(862)