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新規利用者用ガイド(大学非常勤講師用)

令和06年05月02日 京都教育大学 情報処理センター
目次

印刷してご利用の方へ: 本ガイドは情報処理センターホームページにある大学非常勤講師向けの新規利用者ガイドです。 情報処理センターホームページで見ることもできます。 ホームページメニューの「新しく本学に来られた教職員の方へ > 大学非常勤講師の方へ」にアクセスしてください。

1. 配布したアカウント(大学メールアカウント)について

本学のメールアカウントを使用するにあたり、 たとえ目的がGoogle Classroomや無線LAN(KUE WiFi)のためだけだったとしても、必ず定期的なメールチェックをお願いします。 情報処理センターからの各サービスに関する重要なお知らせはメールのみで通知される場合があります。

提出いただいた「情報システム登録情報申告書(教職員用)」を元に下記の通り発行しています。

🔰ユーザー名(ログインID)について

2022年度より、ユーザー名は氏名のローマ字表記(ヘボン式)を元に自動的に決定します。 ただし、現行のシステムの制約により8文字までしか設定できないため、一部が省略されて設定されます。

🔰メールアドレスについて

本学では、各利用者のメールアドレスは ユーザー名@kyokyo-u.ac.jp となります。

🔰本アカウントでログイン可能なサービスの一例

本アカウントを使用して、下記のようなサービスにログインできます。

  • Webメール(Zimbra, Roundcube)

  • アカウント管理システム(KUE Account)

  • 無線インターネット接続(KUE WiFi)

  • 京都教育大学プライベートクラウドストレージサービス(KUE Cloud)

  • 一部ログイン認証が必要な大学ホームページ

1.1. パスワード変更

アカウント発行通知書に記載されているパスワードは、管理者側で一括で設定した初期パスワードであり、そのまま使い続けるのは危険ですので、 必ずパスワードを変更してください。

具体的な手順は、以下の通りです。 学内ネットワークに接続されているパソコン(情報処理センター端末室のパソコンなど)からのみ実施可能です。

ページを表示するには、本アカウントでログインする必要があります。

2. 電子メール(email)の利用について

2.1. メール利用における注意事項について

近年、受信メールをきっかけとした情報漏洩やマルウェア感染が非常に増えています。 メール利用における注意事項をこちらの動画で説明していますので、必ず確認しておいてください。

メールの取り扱いについて (YouTubeサイトで見る)

2.2. 京都教育大学Webメールシステム KUE Mailの使い方

本学では複数のWebメールサービスを提供しています。 一度お使いいただき、ご自分にあったものを選択してください。

各メールの概要は下記をご確認ください。

また、各メールサービスのログインページおよびマニュアルは以下からアクセスできます。

ブックマークする場合は、各メールサービスのページではなくKUE Mailのトップページを推奨します。 各メールサービスをブックマークするとシステム更新時(4年に1度実施)にアクセスできなくなる場合があります。

Zimbraを例に、基本的なメールの送受信方法を下記で説明しています。メールシステムの利用に自信の無い方はご一読ください。

Zimbraという名前でGoogle等の検索エンジンで検索してはいけません!検索上位に出てくるサイトは本学とは無関係のページです。ブックマークをするか、KUE Mailで検索するようにしてください。

ページを表示するには、大学メールアカウントでログインする必要があります。

2.3. 学外からメールを利用する方法

本学のWebメールは、デフォルトの設定だと学外からアクセスすることができません。 学外からメールを見るための選択肢は以下の3つがあります。

3つすべてを実施する必要はありません。それぞれにメリット・デメリットがありますので、使いやすい方法を選択してください。

  1. Zimbraに2要素認証用を設定する

    • メリット:

      • メールの送受信を行うサービスを1つに限定できる。

    • デメリット:

      • 専用アプリが無く、スマートフォンから利用しづらい。

      • 2要素目を頻繁に要求される。

      • 迷惑メールがすり抜けやすい

  2. 大学Gmailを利用する

    • メリット:

      • スマートフォンに専用アプリ(Gmailアプリ)がある

      • 普段からGmailを利用している場合、使い慣れたメールアプリで利用できる

      • 迷惑メールフィルタの性能が高い

    • デメリット:

      • 設定する前に受信したメールは見られない(再転送などの作業が必要)

  3. 個人で所有するメールアドレスや本務校のメールアドレスに転送する

    • メリット:

      • 使い慣れたメールアプリで受信メールを見ることができる

      • 勤務先毎にWebメールシステムを切り替えなくてよい

    • デメリット:

      • メールに返信した場合、自身の個人メールアドレス(@kyokyo-u.ac.jpではないアドレス)からの送信となり、受け取った人から見ると誰から送られてきたのかがわかりづらい。

      • 大学のメールアドレスからのメールでないと申請できないサービスなどの場合は、1また2の方法で送信する必要がある。

      • 受信側で適切なメールの振り分けを行わないと異なる宛先のメールが1つの受信箱に混在する。

これら3つの方法は送受信したメールデータや署名・フィルタなどの設定がすべて独立していますので、複数使用する場合には注意してください。

2.3.1. Webメール(Zimbra)に2要素認証用を設定する

2要素認証とは、ログイン認証を行うためにIDとパスワード以外のもう一つの要素を必要とする認証方法です。 サービスによって様々な設定方法がありますが、本学Webメール(Zimbra)で設定するためには、2要素認証用のスマートフォンアプリが必要です。 スマートフォンにGoogle 認証システム(Google Authenticator) または Microsoft Authenticator をインストールしてください。

具体的な設定方法は下記をご確認ください。

2.3.2. 大学Gmailを利用する

大学Googleアカウント(後述) が必要です。作成してから以下の作業を行ってください。

大学Googleアカウントを作成することで、大学のメールアドレスでGmailが利用できるのですが、デフォルトでは送信のみしか行えず、 受信するためには Gmailへの転送設定 をする必要があります。 設定方法の詳細は下記をご確認ください。

ページを表示するには、大学メールアカウントでログインする必要があります。

転送設定を行った際は、設定後に必ずご自身の本学メールアドレス宛にテストメールを送信して、設定が正しく行われていることをご確認ください。誤った設定は情報漏洩の原因になります。 (「ドッペルゲンガードメイン」で検索してみてください。)

2.3.3. 個人で所有するメールアドレスに転送する

上記でデメリットとして書いているとおり、この方法では、受信したメールに返信した場合に、 相手に個人で所有するメールアドレスからの送信と見えてしまい、誰からのメールかわかりづらくなります。 本学では推奨していませんが、本務校がある場合、1つのメールアドレス(システム)に 複数の勤務先のメールを集約したい場合もあると思いますので、必要に応じて設定してください。

具体的な設定方法は下記をご確認ください。いくつか設定上の注意事項があるため、よく読んで設定を行ってください。

転送設定を行った際は、設定後に必ずご自身の本学メールアドレス宛にテストメールを送信して、設定が正しく行われていることをご確認ください。誤った設定は情報漏洩の原因になります。 (「ドッペルゲンガードメイン」で検索してみてください。)

2.4. 【非推奨】メールソフトの使用について

パソコンにインストールするメールソフト(ThunderbirdやOutlook等)では、学外からメールの送受信が行えません。 学内限定の利用で構わない場合は、これらのメールソフトを使用できますが、適切な設定が必要です。

設定に関する知識があることが前提となります。IPCではサポートしません。

設定に関する詳細は下記をご確認ください。

ページを表示するには、大学メールアカウントでログインする必要があります。

3. その他のアカウントについて

配布アカウント以外に、各利用者にご自身で作成していただくアカウントが2種類(「Googleアカウント」 , 「Microsoft365アカウント」)あります。 アカウントの作成は必須ではありませんので、必要に応じて作成してください。

なお、作成する場合は、3つのアカウントは全て独立したアカウントのため、ユーザー名(ID)およびパスワードが共通ではないことにご注意ください。

3.1. 大学Googleアカウント

大学Googleアカウントは必須ではありません。下記の説明をよく読み、必要な方のみ作成してください。

本学では、Google Workspace for Educationを利用できます。 本学のGoogle Workspaceは学外者(kyokyo-u.ac.jp以外のアカウントの利用者)とのやり取りを制限しています。 そのため、本学のGoogle Workspace上のGoogle ClassroomやGoogleドライブなどにアクセスする場合には、大学の発行するGoogleアカウントが必要です。

3.1.1. 大学Googleアカウントの作成

アカウント作成はご自身でやっていただく必要があります。 Google社のアカウント作成ページからは作成できませんので、必ず、以下のページを確認して作成してください。

ページを表示するには、大学メールアカウントでログインする必要があります。

一般的なGoogleアカウント作成方法(Googleのアカウント作成ページでメールアドレスや氏名等を入力して作成)で作成すると、 見た目上は大学のメールアドレスがアカウント名になっていますが、大学の管理外の別のアカウントになってしまいます。 必ず、本学アカウント管理システム(KUE Acccount)から作成してください。

3.1.2. Gmailの利用

Gmailの利用については、 大学Gmailを利用する をご確認ください。

3.1.3. Google Classroomについて

本学では、授業支援のためのWebサービスとしてGoogle Classroomを推奨しています。 講義資料の配布やレポート課題の提示等に利用できます。 ただし、テンプレート等はありませんので、担当する授業毎に、各自で作成する必要があります。 ここではGoogle Classroomの使い方をYouTube動画で説明しています。 授業での利用を検討されている方は視聴してください。

本学の契約は「Education Fundamentals」です。Googleのマニュアル等に掲載されていて本学では使用できない機能も多数ありますのでご注意ください。 使用可能な機能は Google for Educationのページ(Google社サイト) をご確認ください。

3.1.4. その他のGoogleサービス

Googleカレンダー、Google Drive、Google MeetなどGoogleアカウントを作成することによって利用できるGoogleサービスは一通り利用できます。 Googleサービスの主な利用方法は 「Googleのヘルプ(Google社サイト)」 を参照してください。 情報処理センターのホームページ上でも 「サービス > Google Workspace for Education」 でいくつかのサービスについて簡単な使い方を紹介しています。

3.2. 大学Microsoft365アカウント

大学Microsoft365アカウントは必須ではありません。下記の説明をよく読み、必要な方のみ作成してください。

本学では、 Microsoftの包括ライセンス契約(EES) を結んでおり、大学のMicrosoftアカウントを取得することで、下記のことが可能になります。

  1. 個人所有のパソコン(自宅にあるものでも構いません)にOffice 365(デスクトップ版)をインストール(1人あたり最大5台まで)できます。

  2. Web版のOffice 365を使用できます。

  3. 学外者とのやり取りを制限しているGoogleと異なり、Microsoft365は制限していません。テレビ会議やファイル共有を学外者と行いたい場合は、Microsoft TeamsやOneDriveが使用できます。

利用できるアプリなどについては、下記をご確認ください。本学で利用できるのはMicrosoft 365 A3となります。

利用可能期間は在籍期間中です。OneDrive等に保存されていたデータは全て削除されます。

3.2.1. 大学Microsoft365アカウントの作成

アカウント作成はご自身でやっていただく必要があります。 具体的な作成方法は以下をご確認ください。

一般のMicrosoft365アカウント作成方法で作成しようとした場合、 「職場や学校のメール アドレスを使ってサインアップすることはできません。」 というメッセージが表示されて作成することができません。必ず専用のサインアップサイトから作成してください。

3.2.2. Microsoft Officeの利用

Microsoft365アカウントを作成することにより、公費・私費問わず、個人で専有するパソコン5台まで Microsoft365 Apps for enterprise(Microsoft社サイト) をインストールすることができます。この中には Word, Excel, PowerPointといったOfficeソフトが含まれています。

インストール方法の詳細は下記ページの「デスクトップ版Officeのインストール方法」の項目をご確認ください。

退職後はご利用いただけませんので、私費等の個人所有物にインストールしていた場合は退職前に必ずアンインストールしてください。

3.2.3. Microsoft Teamsの利用

学外者も含むテレビ会議が可能です。 簡単な使い方案内を下記に掲載していますのでご確認ください。

4. アカウントの有効期限について

本学が提供する各アカウントについて、 非常勤講師の方は当該年度の年度末が有効期限 になります。 現在は、3月中旬頃に本学の担当教職員に各非常勤講師の方の次年度継続状況を確認しております。 ご自身で継続申請をする必要はありませんが、次年度継続しないことが判明した場合、3月末でメールアドレスを削除させていだだきます。

メールアドレスの削除時に、アカウントに関連する全てのデータ(電子メールアドレスや過去のメール、各システムに保存したデータなど)は削除されます。 一度削除されたデータの復元はできません。必要なデータは必ず事前にUSB等に保存しておいてください。 特にGoogle DriveやOne Driveにデータを保存している場合、ご注意ください。

5. 学内無線LAN(WiFi)の接続方法について

大学メールアカウントをお持ちの方であれば、本学の学生・教職員に提供される無線LANによるインターネット接続サービスKUE WiFiに接続可能です。 学内の教室であればどこでも利用可能です。 主に本学学生の私物パソコンやスマートフォン等による利用を想定しています。 セキュリティは公衆無線LANと同じと考えてください。Windowsで接続の種類を聞かれた場合は「プライベートネットワーク」ではなく「パブリックネットワーク」として接続してください。 学内ネットワークを経由せず、直接インターネットに接続されますので、学内限定のWebサイトには一部を除きアクセスできません。

本無線LANは、授業における大人数での動画視聴などの大容量通信を想定していません。 そのような授業をされる場合は、情報処理センター端末室の利用をご検討ください。 (部屋数に限りがありますので、ご希望にそえない場合もあります。)

設定方法等の詳細は以下のリンクをご確認ください。

ページを表示するには、大学メールアカウントでログインする必要があります。

6. 情報処理センター端末室利用について

情報処理センターには、3つの端末室にそれぞれ39台、21台、31台の計91台のパソコンが設置されています。 また、同様のパソコンが附属図書館ラーニングコモンズにも18台設置されています。 大学メールアカウントをお持ちの方であれば、パソコンを利用した授業を行ったり、空き時間にパソコンを使用した作業を行うことができます。 ただし、授業で使用する場合は事前に申請が必要です。

上記にて、情報処理センターを利用するにあたり、知っておいていただく必要がある事項について説明しています。 よく読んで、内容を理解しておいていただきますようお願いいたします。 禁止事項に違反するとペナルティを課される場合もありますので、十分に注意してください。 情報処理センターで授業をされる場合は、受講生への指導も合わせてお願いいたします。

7. ブラウザのブックマークへの登録

業務上頻繁に利用するページは、すぐにアクセスできるようにブラウザのブックマーク(お気に入り)に登録しておくことをおすすめします。 近年は、Google検索の結果上位に偽サイトを表示するといった手口も見られるため、セキュリティ対策としてもおすすめです。

作業手順は下記のとおりです。(Microsoft Edgeの場合)

  1. 登録したいページを表示します。

  2. ブラウザのURLを入力する場所(アドレスバー)の右側にある★マークをクリックするとお気に入りに登録することができます。

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